手作りの良さは、細かなところまで制作者の手が入っていること。それが味を出します。レイアウトやレタリングはもちろんですが、印刷する前のちょっとした工夫が、広報誌を生き生きとさせます。
●簡単に模様付け手作り広報誌の場合は、印刷屋さんにお願いするときのように、アミなどは使えません。そこで、スクリーントーンで代用してみましょう。
スクリーントーンとは、透明な薄いシートの上にいろいろな模様が印刷されたもの。裏は粘着面になっています。文具店に行けば売っていますので、好みの模様を選んでください。
使い方は簡単。切って張るだけ。見出しなどのバックに使えば見出しが目立ちます。このとき、文字のまわりを修正液でふちどったり、カッターナイフの背で削ったりすると、文字が浮き出て見えるようになります。またイラストにも利用できます。とても便利ですよ。
簡易印刷機などで印刷したあとは、製本しなくてはなりません。このとき、とじる位置を間違えないようにしましょう。本文が縦書きの場合は右端でとめ、本文が横書きの場合は左端でとめます。小学校の教科書を思い出してください。国語は縦書きで右端どめ、算数は横書きで左端どめなんですよ。とじの位置を反対にすると、たいへん読みにくくなってしまいます。ご注意を。
もうひとつ、製本上の注意をお話ししましょう。これは、レイアウトにも大きくかかわることですが……。
たとえば、B4判の紙で、文字のある方を外にして二つに折り、一ページがB5判になるようにする製本(これを袋とじという)のとき、B4判に書かれた左右のページは、製本すると裏表の状態になり、いわゆる見開きにはなりません。図のように、二枚の左側と右側で、一つの見開きになります。
