編集って何よ!?
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(15)校正

校了までが編集者の責任

 編集者の最後の仕事、それが校正です。「校」という字は、調べるという意味を持っているとか。つまり校正とは、文字や句読点、その他が間違っていないかを調べ、正しくする作業をいいます。誤植で印刷されたものは、編集者の校正ミスとなるのですぞ!

校正記号●正確第一

 印刷屋さんで印字をしてもらったら、あとは印刷されるまで待っていればいい、というわけではありません。手作り新聞の場合も同じです。清書がすんだり、パソコンやワープロによる文字の打ち出しと切り張りがすめばそれでよし、というわけではないのです。印刷にかかる前に、必ずやらなければならないことがあります。それが校正です。

 文字の間違いは、広報誌の品位を落とし、信頼をなくします。個人の名前が間違っていたら、たいへん失礼になります。

 また印刷して配布されたものは「正しいもの」という感覚が、私たちの中にあります。校正を怠り、間違った内容が出ても、読者はそれを正しいと思ってしまうかもしれないのです。これはあってはならないことなのです。

●複数で別々に

 校正は、必ず複数の人で行います。人数が多ければ多いほど正確になるといっても過言ではありません。

 印刷屋さんに文字を組んでもらった版下、また清書したものやパソコン・ワープロで作った版下のコピー(ゲラ)を人数分作り、全員で全部を読みます。もちろん、原稿と合わせながら。それが終わったら、全員の発見分を集めて一つのコピー(ゲラ)に書き込んで、印刷屋さんに渡します。間違っている場所を直してもらうのです。

 印刷屋さんから「直ったよ」と連絡をもらったら、もう一度校正をします。今度は、間違いが直っているかどうかのチェックです。これでOKなら校了となり、印刷にかかるのです。

 初めの校正を初校といい、次の校正を再校、または2校といいます。2校でまだ間違いがあれば、3校も行います。こうして正確さを求め続けるのです。