手作り広報誌では、ここで清書をします。それまで原稿用紙に書いていたものを、印刷のもとになる紙(版下)に書き込みます。イラストなどがある場合は、この版下に張り込んでしまいます。パソコンやワープロの場合は、紙に打ち出して版下に切り張りします。
●文字を描く手作り広報誌での印字作業では、手書きで版下作りをします。版下とは印刷をするもとで、これと同じ物が何枚も刷られるのです。
まず清書用(印刷用)のレイアウトシートを用意し、レイアウトに従って一文字ずつ書き込んでいきます。文字はマス目いっぱいに書き、真っすぐな線は真っすぐに、曲線はガタガタならないように注意しながら、のびのびと書きます。文字の大きさは、漢字を一〇〇としたら、かなは八〇ぐらいで書くとバランスが取れます。
手作り広報誌での上手な文字は、毛筆での上手な文字とは違います。文字を書くのではなく、まるで絵のように描きましょう。
パソコンやワープロで手作り広報誌を作る場合は、一行当たりの文字数を広報誌に合わせ、そのまま紙に打ち出します。それをレイアウトに合わせて切り張りするのです。
パソコンやワープロの中でレイアウトしてもいいのですが、機械やソフトの操作に慣れていないと、いたずらに時間がかかってしまいます。またワープロのレイアウト機能には限界がありますし、パソコンの場合でもレイアウト専用のソフトや画像ソフトなどを使わないと、思いどおりの誌面づくりができません。そんなときは、文字を打ち出してから切り張りした方が、速くて作りやすいという結果になるのです。
なお見出しの文字は、パソコンやワープロで大きく打ち出したものを使うだけでなく、それに手を加えたり、手書きで面白い書体を作ったりして、楽しい文字にしてみましょう。このように自分で文字を作ってかくことをレタリングといいます。これは手作り広報誌に欠かせないテクニックです。