新米広報担当者が、ついやってしまう失敗の一つに「見出しなし文」があります。原稿書きやレイアウトに夢中になって、見出しを忘れてしまうのです。せっかく書いた記事も、これでは読まれません。
●それは最大の武器どんなに面白い記事があっても、読みださなければ面白いかどうか分かりません。では、読者はどのようにして記事を読みだすのでしょうか。答えは簡単です。見出しを見て、興味を持つと読みだすのです。「見出しは記事の顔」と言われます。でも本当は顔どころか、読者を引き付ける最大の武器なのです。見出しの善しあしで、本文が読まれるかどうかが決まってしまいます。
たとえば、父母の作文の見出しに「わが家のこと」とあったら、あなたは中身を読みだすでしょうか。この見出しを見ても、さほど興味を持たない人が多いのではないでしょうか。では「父ちゃんも赤ちゃんだったの?」という見出しではどうでしょう。何やら楽しそうな内容が思い浮かび、読んでみたくなりますね。
良い見出しとは、記事のポイントをついたもの、また読者の興味に訴えるものと言えるでしょう。見る人にインパクトを与え「おやっ」と思わせたら大成功です。またウイットに富んだ見出しもいいですね。
こうした見出しを付けるには、まず記事を読んで、内容のヤマをチェックしていきます。いくつか挙がったら、その中で最も良いものを採用します。その場合、本文にある言葉をそのまま使わなくてもいいのです。チェックした言葉をベースにして、見出しにふさわしい言葉を考えてください。
見出しに使われる文字の数は、7〜12文字程度といわれます。これは一目で内容が理解できる文字数ということ。これ以上だと読まなければ理解できません。
また、行事などを大きく取り上げた場合は、見出しの数を2本、3本、4本と多くします。3本見出しの場合、中央の大きい見出しを主見出し、右上の見出しを肩見出しといい、左下の見出しをわき見出しといいます。主見出しで内容のポイントをつき、肩見出しで記事の概略を伝え、わき見出しで内容を具体的に説明するという方法がよく使われます。
では最後に、見出しを付けるときに避けたい事柄を紹介しましょう。