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(8)取材

取材イメージイラストしっかり見て、聞き、記録する

 取材……。この言葉には、何となくカッコいい響きがありますね。「取材に行く」なんて言うと、いっぱしの業界人みたいに聞こえますが、実際にやることは、見ることと聞くこと、そして記録することです。その場の状況をしっかり見て、人の話をしっかり聞きます。

生きた記事を書く

 たとえば総会や大会の記事は、プログラムと要項があれば書けてしまいます。しかしそんな記事は死んでいます。生き生きとした記事、そして読む人の心を踊らせる記事は、取材しなければ書けません。

 では、取材方法を二つに分けてお話ししましょう。

●直接取材
 総会・研修会・講演会などの行事が実施されている場所へ行って取材するものを、直接取材といいます。ここでは写真を撮り、内容をメモします。また会場の様子もしっかり見て、参加者に印象をインタビューしたりします。自分の目で見て、耳で聞いた内容は、必ず生きた記事の材料になるのです。

●間接取材
 間接取材とは、ある問題についてよく知っている人の話を聞き、間接的に問題に近付くというもの。たとえば、交通事故の状況を知るために管内の警察署へ行って話を聞いたり、子供の悩みを知るために電話相談室へ行って話を聞いたりするというものです。これは、特集の取材でよく行うものです。ではその注意事項を……。

  • 取材に出かける前に、必ずアポイントメント(約束)をとります。
  • 事前に5つぐらいは、質問を考えておきます。それを導入にして、より深く聞くことができます。
  • 聞き手とメモする人……というように、二人ぐらいで分業するといいでしょう。慣れないうちは一人で取材すると、ついメモにクギづけになってしまいます。
  • テープレコーダーは補助的に使います。テープがあるからとメモをとらないでおくと、原稿を書くときに余分な時間がかかってしまいます。

【特集の取材】

 たとえば「子供の悩み」という特集を企画した場合は、取材対象には次のようなものが考えられます。

  ・電話相談員の意見
  ・電話相談の統計的資料
  ・子供たちへのアンケート
  ・生徒指導の先生や校長先生などの意見
  ・父母の意見
   ……まだまだあります。
 こうした対象を取材して記事の中身を固めていきます。