「広報誌作りって楽しいんですよ」こんな言葉を聞いたら、あなたは「冗談じゃない」と思うでしょうか。とにかく作業が多くてたいへんなんだ……そう、お思いかもしれませんね。でも本当は、たいへんなだけではないんです。
たとえば取材では、今までに会ったことのない人に出会え、知らなかったことを知ることができます。また制作のために資料集めをすることで知識が豊富になり、新しい興味や趣味が見付けられるかもしれません。広報誌作りは単なる「面倒な作業」ではなくて、あなたの人生の幅を広げてくれる機会なのです。
「広報誌作りって楽しいんですよ」この言葉を、ぜひご自分の肌で感じ取ってください。
とはいうものの、楽しくなるまでには少々時間がかかります。まずは基本を覚えなくてはなりません。このコーナーは、そんなあなたのための「広報誌作り入門ページ」。ゆっくり読んでみてください。
さて、広報誌を作るには、まず初めに「敵」を知らなくてはなりません。そうです、読者とはどういうものかを知っておく必要があるでしょう。
広報誌は、あなたが所属する団体や集団の活動を広くメンバーに知らせるもの。同時にメンバーの声が反映される場でもあります。広報誌が「組織とメンバーのパイプ役」と呼ばれるのは、こんな理由によるのです。
「パイプ役」であるのなら、活動報告とメンバーの作文を載せておけばいいのかといえば、そうではありません。それだけでは魅力的な広報誌にならないのです。魅力がないということは、読まれないということです。読者は気まぐれです。手に取った印刷物を見て、興味を持たなければ読みだしません。読みだしても、中身に興味がわかなければ、ほうり出してしまいます。
「パイプ役」である広報誌は、発行されていればいいというものではないはずです。読まれてこそ、意味があるのではないでしょうか。そのためには、読者が「つい読んでしまう誌面作り」が大切なのです。見やすくて、読みやすく、そして興味を持てる内容。目標は、これです。