さてDTPは、どんなコンピュータでも同じようにできるかといえば、現状、そうとはいえません。コンピュータといえば、アメリカのMicrosoft(マイクロソフト)社が製作しているWindows(ウインドウズ)というOS(オペレーティングシステム=コンピュータを動かすための基本的な操作ソフト)を搭載したマシンが一般的であり、全世界的に9割ほどのシェアを持っています。しかし、DTPはWindowsではなく、アメリカのApple(アップル)社が開発・製造するMacintosh(マッキントッシュ=マックと呼ばれる)によって花開いたのでした(Macintoshについては「Macて何よ」参照)。
Macintoshを使ってDTPを行うソフトで、初めに本格的なものとなったのは、Aldus(アルダス)社のPageMaker(ページメーカー)でした(現在、同ソフトは、米アドビ社が買収)。文字を組んで冊子などの形にするソフトで、レイアウトソフトなどとも呼ばれます。
しかしその後、QuarkXPress(クオーク・エクスプレス)の登場で、レイアウトソフトはこちらが普及することになりました。その後、Adobe社が開発したInDesign(インデザイン)というレイアウトソフトが普及し、現在ではQuarkXPressの牙城を崩しています。
DTPを行う際のソフトで、現在、最も普及しているのは以下の三点だと言えるでしょう。
これら以外にも純国産のレイアウトソフトであるEDICOLOR(エディカラー・キヤノンITソリューション株式会社) などもありますが、商業印刷の世界では、やはりAdobe社の独壇場と言っても過言ではないでしょう。